家に帰ると妻が必ずいます。

数年前、妻は精神疾患でした。今は改善して毎日を趣味に全力で生きてます。その経験を生かして、パートナーとしての関わり方や精神疾患の治療法を記事にしてます。あなたの人生を変えます。精神疾患で悩んでる方、パートナー、家族は要チェックです。たまに雑記。

【体験談】境界性パーソナリティ障害とは? その②【めまぐるしく気分が変動する】

30代のくせにイオンのことをジャスコと言ってしまうツマイマです。どうぞ良しなに┏○

 

それでは、前回に引き続き、

境界性パーソナリティ障害の特徴を

わたしの妻を例に挙げながらみていきたいと思います。

↓前回の記事はこちらから↓

【体験談】境界性パーソナリティ障害とは? その①【対人関係が苦手】 - 家に帰ると妻(精神疾患)が必ずいます。 

 

 

 目次

 

 

 

1.特徴:めまぐるしく気分が変動する

「悔しくてハンカチを噛む眼鏡男子悔しくてハンカチを噛む眼鏡男子」[モデル:OZPA]のフリー写真素材を拡大

 

わたしの妻もそうだったのですが、

なかなか気持ちが安定しません。

 

さっきまで笑ってたと思ったら、

急に怒りだしたり。

 

さっきまでケンカしてたと思ったら、

急にトリッキーなボケをかましてきたり。

 

とにかく、感情のコントロールが苦手なんですよね。

 

気分が変動する原因のひとつとして不安の回避というのがあります。

 

理由なく不安定なわけじゃないんですよ。

 

 

わたしの妻の例でいうと

幼少期、家族間の仲が悪かったという過去があります。

そのため、暗い雰囲気や険悪な空気を無意識になんとかしようとして

トリッキーなボケをかましていたわけですね。

妻の場合、幼少期からコミュニケーションが不足していたので、

往々にして空気の読めない行動をしがちででした。

 

そしてもうひとつ。

幼少期、ずっと親が決めたレールに乗せられて生きてきたという過去があります。

その反動として、自分の意見を無理にとおそうとする傾向があるんです。

そのため、相手が自分の思いどおりにならないと

急に怒ったりするわけですね。

妻の場合、相手が反発してくるときは暴力をふるってでも思いどおりにしようとしてました。

 

 

いかがですか?

これは一例に過ぎませんが、人それぞれ気分の変動には理由があります。

ぜひ皆さんも、原因となる過去を探ってください。

 

2.原因となる過去を知ることが回復への第一歩

「行き倒れいいね!(スーツ姿の男性)行き倒れいいね!(スーツ姿の男性)」[モデル:OZPA]のフリー写真素材を拡大

 

 元凶となる過去の原因を知ることで

回復のために何をすればいいのかが見えてきます。

 

 

たとえば、わたしの妻の例でみてみると

『トリッキーなボケ』に関しては、

短所ではなく長所ととらえることにして

わたしはツッコミに徹しました。

 

カオスな空気が出来あがるときもしばしばですが、

基本的には、なごやかな空気です。

 

 

『急に怒りだす』に関しては、

基本的には妻のやりたいようにやってもらい、

わたしは言われたとおりにします。

 

それがうまくいったときは全力で褒めてあげて

成功体験をたくさん積んでもらいます。

 

うまくいかなったときは行動したこと自体を褒めてあげます。

わたしはアドバイスを出したり、妻と一緒に考えます。

しかし、最終的な軌道修正の方法は妻に決定させます。

 

要所要所での決定は妻に任せて

成功体験と失敗の責任を感じてもらいます。

 

成功体験は独り占めさせますが、

失敗の責任は感じてもらうだけで、

妻ひとりに押しつけることはしません。

 

レールを自分で作って走り出したら

暴言や暴力は減っていきました。

自分で決めたことで褒められるのがうれしいから

またレールを作り、軌道修正をする。

 

だんだん人の意見を聞くようになりました。

自分の意見を無理にとおそうとすることも減りました。

 

 

いかがですか?

これは一例に過ぎませんが、

皆さんも、原因となる過去を探り

それを修正できれば回復へと向かうはずです。

 

3.まとめ

「さわやかな表情で「いいね!」っとポーズする男性さわやかな表情で「いいね!」っとポーズする男性」[モデル:OZPA]のフリー写真素材を拡大

 

  • めまぐるしく気分が変動するのにはちゃんと原因があります
  • 過去から原因をつきとめ対策を練ろう。
  • やり方は十人十色。
  • 自分にあった方法を見つけよう。

 

あなたの心に平穏と希望を